義務教育卒業のご挨拶

2021-03-27

金曜日のレッスンは自宅レッスン日です。

年中さんからうちに通っているKちゃんのレッスンには、なんとお母様がご一緒でした。受験の間も休む事なく変わりなく来ており、高校入学後も続けると聞いていましたから、「あれ? 今日でピアノも卒業だった??」とちょっとびっくりしてましたら、「義務教育が終わりました。その節目にご挨拶に伺いました」との事でまたまた、びっくり!

この子の場合、小学生の時はなかなか自分からの練習はできなくて、「ピアノ辞めたい、、何年も発表会にも出たくない、、」の時期がありました。そんな時ピアノの先生でもあるお友達のお母様から「せっかく続けてきたのに、今辞めたらもったいないよ、、」とアドバイスされたと聞きました。そうした言葉に何を感じたかわかりませんが、変わらずそれほど練習しないでレッスンに来ていました。

それが、、中学生になって大きな転機が訪れました。吹奏楽部のお友達からソロコンテストの伴奏をお願いされたのです。クラリネットの伴奏です。楽譜を見て、私は一瞬考え込んでしまいました。今の彼女のテクニックでは相当練習しないと難しい!それでもやる!との返事。こちらも腹を括りました。

今まで積極的に練習してこなかったkちゃんですが、お友達の為にかなりの練習していました。それに応え私もクラリネットの子との合わせ練習もスタジオで行いました。そのお友達と一緒に頑張った成果もあり、お友達は市立柏高で行われたソロコンテストで入賞されたそうです。

何がきっかけになるかわかりませんね。今までも中学生になって急に化ける子(笑)が。

そして何より素晴らしいと思ったのが、お母様。通常なら「練習しないなら、辞めなさい」「はい、辞めます」がお決まり定番です。でもお母様は悩みながらも見守り続けていらした事です。あの時辞めてたらソロコンの伴奏もなかったし、高校生になってのピアノライフもなくなりますね・・・

ピアノレッスンといっても思春期になると悩み事を聞くだけの日もあったり、いろいろです。そんな事も含めて見守ってくださるおおらかなお母様の方がお子様はピアノを長く生涯、大人になっても楽しみ事ができているように感じております。趣味が特技のひとつとして、人生を豊かにしています。

昨日お母様が、「そうした時間、毎週ここに来たら元気になって帰ってくる、この時間がこの子にとって必要だったんだと思います」と言ってくださった事に感慨深い思いでおりました。そう、私はピアノを教えておりますが人を育てています。

どうぞ安心しておまかせください。それぞれの心に寄り添った指導者でありたいと思います。


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