コンクールについて思う事、Sちゃん初めてのコンクールにチャレンジしました!

2017-07-16

こんにちは

柏市・我孫子市のピアノ教室「どれみピアノスタジオ」 遠藤操です。

生徒さんは柏市・我孫子市を中心に、松戸・取手市などからもお越しいただいております。

この夏の時期になると毎年思うこと。

それはコンクールです。

私のところではコンクールを受ける生徒さんが毎年いらっしゃいます。

コンクールも今では、ピティナであったり、、バッハ・ブルグミュラーコンクールや、グレンツェン、国際ジュニアなど、さまざまな物があります。

その中で生徒さんに合ったコンクールを選択するのですが、あくまでも、コンクールに出たい! というやる気のある生徒さんのみで受けております。

ステップとは違い、コンクールは絶対評価ではなく、相対評価。

日頃の練習はもちろんの事、こちらがレッスンごとに出す課題・部分練習をじっくり、取り組んでいただけるかどうかです。

特に小さいお子様の場合は、お母様の協力なしでは、無理なので、そのフォローができるかどうかにもかかってきます。

本当は、すべての子がコンクールを経験するとピアノはどの子も上達すると思っています(その子なりの成長幅で)

でも、上達させることだけが目的ではないので、それを望んでいない子には追い込んでしまいますね。

私自身、苦い失敗体験があります。

そんな中、今年4月に「コンクールを受けてみたい!」と入会されたSちゃん。

お母様が中国の方で中国人のピアノの先生についてレッスンしていたそうですが、日本でのコンクール指導経験がなかったので、うちにいらっしゃいました。

コンクール指導はある意味、独特でコンクール仕様のレッスンでないと、なかなか通らないのが現状です。

だからコンクール指導を勉強し続けているのですが、といっても、入会されたのが何しろ4月、コンクール3か月前です。

すでに、ピティナの課題曲も出ており、いろいろ直さなければ、ならなかったこともあり、今年は初めてなので、まずは1曲だけのグレンツェンから、取り組むことにしました。

そして昨日の千葉予選では、銅賞とのメール報告がありました。

レッスンで伺えなかったので実際の演奏が聴けなかったのはとても残念ですが、写真・動画はあとで送って下さるそうなので、また次回、載せますね。

メールの内容では、銀賞なしの金賞に次ぐ銅賞だったとかで、それぞれの先生の個表を写メして送っていただきましたが、とても良い点数でした。

これには、本人も自信をつけたようで、来週はピティナ検定です。

実は最初は初めてで、怖いので1曲だけのグレンツェンといっていたお母様も、4月にレッスンを始めてだんだん変っていく様子に「ピティナもやってみたい!」と変わっていき、私の師匠レッスンも一度だけですが、受けてきました。

コンクールの結果に一喜一憂することなく、努力する大切さ・本人が工夫して練習に取り組む姿勢、練習辛い時もあるけど、もう少し、ここだけ頑張る・・・などの忍耐力など、誰かとの闘いではなく、最終的には、自分との闘いなんですね。

そして、そういったすべての事をご家庭でも、コンクール会場でもフォローしてくださるお母様との親子関係が何より、大切ですね、

「親が変われば子も変わる」

私の所属する師匠のお言葉です!

そして指導者の私も経験を積みながら、向上していきたいと思います。

人生、いくつになっても勉強です!


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