お月謝の価値と内訳

2015-01-18

先日、毎月1回のコンサル勉強会に参加しました。
テーマは「月謝のあり方について」

私達はご父兄からお月謝をいただいて、その対価としてピアノ指導を行っております。
私の場合、指導はピアノだけでなく日常のマナーや人として成長していく上での大事なことなども折に触れお話ししてその子の人間力をも高めて行きたいと思っております。
その月謝の内訳・・・とは。
実は指導料だけではないのです。
私は自宅の他に生徒さんがのびのびレッスンができる場としてスタジオを借りております。
そこには当然テナント料・光熱費・駐車場代などは何もしなくても発生します。
それから教室備品としてのグランドピアノ・足台・テーブル・椅子・その他プリンターなども必要ですし、メンテナンスのピアノ調律料なども含まれます。
これは、私の場合ですがご自宅で教えていらっしゃる先生も同じだと思います。
テナント料こそ、かかりませんが自宅の1室をお教室用に当てているのです。

そして、、、ここからが重要!
お月謝は対価に見合った額をいただく理由・自分を安売りできない理由。
私は先ほどの経費とは別に常に学び続けるための自己研修費があります。
それは音楽の世界も時代も変わってきており、作曲家も今、生きている方の現代曲が溢れ、指導法も進化しております。
さらに進化しているのはパソコン・携帯などのIT化、これからの子供達を育てていくためにはこうした文明の利器をも使いこなし、レッスンにどんどん取り入れて行かなければ生きた化石になってしまいます(笑)
自身のピアノレッスンも月2回・コンサル、セミナー参加などの自己研修費は欠かせません。
なぜなら、それを皆様に指導としてお返しするわけですから。
私は対価以上の物を生徒さんにお返ししたいと思っております。

さらに・・・前のブログにも書きましたが、ピアノの先生は大人になってから勉強したのではなれない職業であります。
小さい頃からの積み重ねがあり、以前ざっくりですが幼少の頃からのピアノレッスン代・教育費などを全て計算してみましたらすごい金額・・・ベンツが買えますね・・・
はたまたピアノで言うならスタインウェイ?
そうして積み重ねてきたのですね・・・
これは親に感謝しなくてはなりません。

ピアノの先生は一見優雅に思われがちですが実はそうではないのです。
ご父兄の皆様が一番気になさるのがお月謝の額だと思いますが、安いにはそれ相応の理由があるのではないでしょうか。
より良い環境でご満足頂ける指導を目指して頑張りたいと思います。

普段、お金の事ってこちらからあまり伝えることはないのですがこうした事もあえて書いてみました。


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