「遠藤先生、厳しいですよね?」

2013-06-02

今日きいたひとこと。

某楽器店ピアノ営業の方がピアノ購入の生徒さんご父兄におっしゃったそうです。
「遠藤先生、厳しいですよね? でもピアノが上達するんですよ!」
褒められているんだか、そうでないのかよくわかりませんが、、、
生徒さんのご父兄からも「時に厳しく、、でも愛情ある優しい先生です」とも言われる事も多いのですが(笑)
「足台、用意してくださいね、代用できるものでも構いませんから足がしっかりと体を支えて指先に重心がかけられるように」 とお話ししますと、「近所のお友達のところの教室では足台などありませんでした・・・」と驚かれるご父兄もいらしたり。

確かに3歳からピアノを習った私も足台など当時は使っていませんでした。

でも足台は今はやはり必需品ですよね。

マナーにも口うるさく??言います。

「ご挨拶は目を見てするのよ」

「お月謝袋の渡し方はね・・」

また初夏の陽気になってきたこの頃も通信に書きました。

「必ず、靴下着用して下さいね、サンダルで来てもいいからカバンに靴下入れといてください」 生徒さんのママ達にも、大人の生徒さんにも申し上げます。

「スリッパありますが、スリッパから水虫がうつること、あるらしいですよ~」と冗談まじりにお話します(笑)

私たちの子供の頃、裸足でレッスンに行くことなど絶対ありませんでしたもの。

例えば、会社の社長さんや上司のお宅に上がる時なども生足では伺いませんよね。

それから、入学式やお葬式など改まった場所でもそうですよね。

靴社会のアメリカでも生足ではないそうです(ストッキング履いているとお聞きしました)

また小さい幼児のお子さんのレッスンは眠くなったり、グズグズな時も多々あります。 これはまだ小さいので仕方がないことです。

手を変え品を変え眠気からさめるように課題をチェンジしたりします。

ただ、ふざけていたり、ふてくされてしまっているときは、「今日はどうしたかな? ちゃんとできないみたいだから、おしまいにしようね」と本を閉じます。

どんなに小さくても、遊びに来ているのではない事を教えなくてはなりません。 楽しいレッスンはもちろんですが生徒さんのご機嫌をとったり言いなりになってはいけないと思っています。
私はピアノ指導をしておりますが人間を育てています。

「人間力」

しつけは親の役目でもありますが、私はご父兄と協力しながら生徒さんを見守っています。

生徒さんの方もつきあいが長くなっていくとわかるようですね。

大人になってから分かること・・・でもありますが子供時代の今もそれは必要であるように思います。 もちろんしつけやマナーが出来ていないからといって不幸になるわけではありませんし、子供らしい??といえばそれまでですが世間一般的に、大人の事情?から言っても、ご挨拶がしっかりできたり、人の話しがきちんと聞けたりしたほうが学校の先生やお友達関係も良好になるはずです。

決して大人の顔色を覗え! ということではないですよ。
ただ色々な人から愛されて育った子の方が幸せだと思います。

この子たちが幸せな人生を歩めるようにピアノ教育を通して私はお伝えしているのだと、今日さりげなく聞いたひとことで改めて思いました。


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