3才神話
このところ、3才児の入会が増えています。
私の子供の頃からあった「3才神話」
「お稽古は耳が一番発達する3歳から始めるのが最も良い!そしてピアノは、情操教育には一番良い!」
これを聞いた私の母は、ピアノもないのに私の兄が3歳になったときから、ピアノ教室を探し、新品のピアノを月賦(母はそう言っていました、今はローンが一般的ですね・・・)で買いレッスンに通わせました。
3人兄妹の私達、みな、オムツがとれたら、ピアノレッスンが始まったわけです。
3人、それぞれのレッスンに、母は横について習い、それを家で、母が練習を見るという感じでした。
こう書くと、音楽一家?と思われますが、、とんでもない! 音楽とは無縁の父、そして母も何も知らない田舎の母でしたが、テレビで見たその「3歳神話」だけを信じ、ピアノを購入し私達に情操教育を施してくれました。
何より、感謝です。
すぐに、結果の見える物でないところ、心の教育にお金を費やしてくれた母、それを父に助言してくれた母、そしてそれを経済的に見守ってくれた父。
子供の教育にはやはり、ご両親の思いが強いのだと思いました。
3人の中で、最後まで残ったのが私だったわけですが、母曰く「ピアノの月賦払い終わるまで、続けてくれている子がいてよかったわ・・・・」
当時は、とても長いローンがあったらしい。
今、3歳の子のレッスンをしていて、私もこんな様子だったのかな・・・と思うことがあります。
まだまだ、日本語がはっきりしていませんし、先生の言っている事が理解できないことも、あります。
「右手はどっち?」「左手は?」「???」
でも、毎週毎週、レッスンに来る事で、だんだん覚えていきます。
また、私はピアノレッスンの前に、マナー、しつけなどを大切にしております。
まずは、ごあいさつがしっかり出来る事、そしてレッスンには靴下を履いて来ること、お月謝袋の渡し方など、小さいうちから、お話ししています。
そして、お父さんやお母さんに感謝の心を忘れないように・・・
三つ子の魂、100まで・・・ということわざがあるように、本当に大事なことです。
一人の人して、当たり前のことが出来る子に、人間的な成長が出来る子に育てたいと思います。
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