パパの本気

2015-04-08

新年度が始まっております。
スタジオレッスンは新講師を迎えての2人体制になっており新しい子島先生に移る子や自宅教室からスタジオレッスンに変わる子もあります。

そんな中、昨日のHちゃんはスタジオレッスンに変わった初日でレッスンまでの準備に戸惑っていました。
そして、レッスン始まると「まったく練習していなくてママに怒られた・・」と自己申告(笑)
確かに、レッスンノートを見ると、ほとんどやっていなくて、慌ててしてきたものの、5分!とか。
まずいよ・・・発表会まであと2ヶ月!
子供たちは、2ヶ月がまだまだあるように思ってるようです。
「レッスン回数にするとあと7回よ!」と言うと唖然としてます。
そしてレッスンも譜読みからスタート・・・状態で始まりました。
途中、ママがいらしたと思ったら、、パパも!
お二人で入ってこられました。
日頃から送り迎えなど、自宅教室の時もいらしていただいていましたが、レッスンをご覧になるのは初めてでした(自宅教室は防音アビテックス仕様なので狭いからだけなのですが)
きっと、練習しないHちゃんを心配してくださったのでしょう。

Hちゃんがピアノを習い始める時に「最初から本物の道具が大切です。お子様には本物のレッスンをいたしましょう」の私の提案で電子ピアノではなく、ピアノをレンタルすることから始まり、その後ピアノを購入されました。
「パパも一生懸命働いてお仕事忙しい中でもこうして応援してくれてママもパートをして買ってくれたピアノがこれでは、可愛そう・・・
ピアノは最初から上手く弾ける事はないのよ、音譜を覚えて、リズムを学び指を動かし、曲になるまでには、みんな努力しているのよ、、それなしでは上達出来ないの」と静かにお話ししました。」

そして2つの提案をしました。
1つ目は、「練習する時間を決めましょう!」
「はい! じゃあ、練習できる時間割を作ってみよう」とママがHちゃんに話しかけます。

2つ目は「パパ、発表会でHちゃんと一緒に連弾しませんか?」
「はい!やります」と二つ返事で快諾。
ピアノを弾いた事のないパパがですよ! パパの本気を見た思いです。

これは、「パパも弾いたこともないのに頑張るのだからHちゃんが怠けていられないよね・・」と私の暗黙の思いがあって無謀にもふってみたのですが、パパ、それをきちんと理解してうまくのってくださいました。
「え~~~~~!大丈夫なの???仕事で、、、、」ママの方がこれにはビックリ!

お二人のお子さんへの愛情が伝わってくると同時に、いつもレッスンにこうしてご協力いただける保語者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
これからも三者で、トライアングルのようにお子様の成長を見守り続けたいと願っております。
どうぞよろしくお願いいたします。


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