大人のレッスンと子供のレッスンの違い
このところ、レッスンのお問い合わせが多くあります。
それは小さいお子さんだけでなく、大人の方からの問い合わせもあります。
私のスタジオは、「3世代で通えるピアノ教室」 とうたっているだけに、年齢層が幅広い!
3歳から80代の方までいらっしゃいます。
以前から大人の方が、30人以上と多いのですが、最近ではお子さんのレッスンも多くなり、割合としては、ちょうど半々くらいでしょうか。
「ではどちらが主体ですか?」
どちらもです。
育児を専業としていた時期をのぞいても、指導歴が20年以上になりますが、大人の生徒さん指導も2000年からで、すでに11年が過ぎております。
先生としての引き出しは、より多くあった方が組み合わせも自由自在に、指導の幅も広がります。
そして大人の指導法と子供の指導法は、私の場合、まるで違います。
子供さんの生徒さんの場合は、指づくり、耳づくり、読譜としっかりした基礎固めから入ります。
でも、大人の方には、まずは、弾けるようになることから最初に入ります。
そう、1本1本、まずは指を動かして、「ひとつの音」 からその音と音が繋がり、「メロディー」となるように。
でも、そこで、大人も子供も共通すること、「楽しく弾けること!」 「きれいな音で弾けること!」
そう、「楽しく上達できるコツ」を日々、研究し続けております。
まだ、何も経験していないまっさらな小さな生徒さん、そして人生経験も豊富な大先輩の大人の生徒さん、
引き出しの中からそれぞれに、あったやり方を組み合わせて、指導をしております。
やはり、3歳の頃からピアノを弾き続けてきた今までの経験は、私の大事な過程だと思っております。
しかしまだまだ、指導者として勉強することはたくさん、一生 勉強だと思っております。
生徒さんとともに歩み続ける指導者でありたいです。
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