楽譜の先読み

2011-05-07

私のGWも終了し、6日金曜日よりレッスン開始です。
金曜日は、朝9時から大人のレッスン!
このクラスは、男性も含め80代の方までいらっしゃいます。

その中で、70代後半の男性が、「僕は楽譜の先読みができないんです」とおっしゃいました。
よそのお教室から、移ってきてからもう4年になりますが、最初のピアノを習ったときのクセで、しっかり鍵盤を見つめてしまうので、楽譜が見られない・・・とのことです。

では、どうして弾けるようになるのか?
何度も何度も弾いて、楽譜を覚えて、あとは鍵盤を見つめ間違えないように弾く! 
これだと、音の行方がわからない上に、空間脳が使えない。
空間脳とは、、
脳の仕組みを勉強すると、よくわかりますが、例えば、、キャッチボールをするとします。
相手のミットめがめてボールを投げますが、これぞ、空間脳です。
どのくらいの、距離があって、どのくらいの力、速さで投げれば良いのか、頭の中で考えながら、投げていますよね?

ピアノの指運びもそうで、お隣同士の音は、順番に弾けますが、2度、3度と離れている音を弾くときに、鍵盤を見ないで、どのくらい開けば、その音になるか予想をつけて弾いてみます。
これこそ、空間脳を使っています。
鍵盤を見れば、弾けるのは当たり前で、出来れば、最初は、音をはすしてしまっても、何度も飛ぶ練習をしているうちに、指の方がおりこうになって、手幅が分かってきます。
もちろん、、たくさん飛ぶ時は、しっかり、見てが基本ですが、、私は、出来るだけこの「空間脳」を使い、脳の活性化をさせたいと、大人の方にも特に、鍵盤みないで弾けるように、、、と言います。

大人の方によくありがちなんですが、子供もそういう子がいますね。
何しろ、最初が肝心!
先読みができない!のこの男性が「先生にはじめに会いたかった!」と、つぶやきました。

でもね、、、
「最初に見た先生がいらしたから、今もピアノを続けていらっしゃる〇〇さんがあるのですよ」と申し上げました。

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